すべての女性に届け!トータルフェムテックで膣内環境を整え輝く未来を!

世界一の”長寿国”である日本は”高齢化率”も世界一

世界の平均寿命ランキング「世界人口白書(State of World Population)」にてUNFPA(国連人口基金)が2022年版として発表した最新の情報では、日本の女性は88歳、男性は82歳で男女共に1位を獲得し、長寿国としても長らくトップの座に君臨してきた日本。”長寿”といえば聞こえはいいが、裏を返せば”高齢化率”が世界一という見方もあるでしょう。一方で出生数は減少しており、急速な少子化が進み高齢化と少子化が相まり、日本の人口は減少の一路を辿り深刻化されているのが現状です。同時に日本では、2015年より「一億総活躍社会」を掲げ女性や高齢者の就業を推進してきていますが、果たして日本という我が国は女性が仕事と家庭を両立できる働きやすい環境といえるでしょうか。

日本初の膣プランナー山口明美さん

女性の社会進出=フェムテックの重要性

女性の社会進出において大きな問題として掲げられる女性特有の健康課題。女性の社会進出の後押しをしていく上で大きな力になると近年注目されている「フェムテック(Femtech)」について学んでいきたいと思います。2021年の新語・流行語大賞にノミネートされた「フェムテック(Femtech)」とは、英語の「Female(女性)」と「Technology(技術)」を掛け合わせた造語で、起源は1960年代、経口避妊薬が初めて開発され、女性自身による避妊ができるようになったことに遡り、その後、ドイツでインターネット女性起業家として活躍するデンマーク人のイダ・ティン氏らが月経管理アプリ「Clue」を開発し「フェムテック」を作り出し普及させてきたといわれています。月経や妊娠・不妊、出産、産後、育児、更年期などライフステージごとの女性の体の悩みを最新技術で解決していくサービスや製品等を指し、それらに関連するフェムテック産業は2025年までに5兆円規模の市場になると言われ期待を集める取り組みとなります。そこで一早くフェムテックとフェムケアを推奨し日本初の”膣プランナー”として活躍、愛称で”ちつ姉”と呼ばれ多くの女性の悩みを解決してきた山口明美さんにクローズアップしたいと思います。

日本初の膣プランナー山口 明美 – やまぐち あけみ -プロフィール
株式会社3FACE 代表取締役、3FACEデリケートゾーン研究所膣プランナー講師、内面美容医学財団フェムテック部部会長兼公認フェムテックマイスター講師、一般社団法人粘膜研会理事、一般社団法人 次世代吸収研究会nanoPDSマイスター、IBMF特別顧問 兼 フェムテック研究部会部会長、LOCARI《Femme》編集長、膣ケアブランド開発/商品プロデュース/各種美容機器販売、セミナー講師/職業訓練校講師/販売鬼トレ塾長、企業顧問

株式会社3FACE
https://the3face.com/

経験から基づく知見を活かしトータルフェムケアを確立

美容業界に30年近く従事し、フェイシャル、脱毛、ボディ、リラクゼーションからバリニーズなどあらゆる施術を現地で習得し極めたエステテシャンとして現場で13年、14店舗を運営、さらには美容メーカーにて役員を6年務め上げられた美のスペシャリストでもある山口明美さんが日本初の”膣プランナー”として膣ケアや膣トレを流行らせたパイオニアに至るまでの経緯は、彼女自身がまさに働く女性であったこと、そして仕事に家庭と育児を両立させてきたことから始まった。女性として輝く場所「美」の世界は気を抜くことができない厳しい過酷な世界。体に鞭を打ちながら、道なき道を進むため、まるでブルトーザーのような生き方をする内に体のあちらこちらに不調をきたすようになり、若い頃から激しい生理痛やPMSに悩まされ、迷走神経失神、過度なストレスによる無排卵、突発性難聴、23歳で子宮内膜症、卵巣嚢腫、無惨にも膨れ上がった下腹部には7個もの子宮筋腫に侵されてしまう。そんな辛く厳しい背景にも一筋の光が差し、25歳で妊娠することができ、26歳、27歳と年子で続き娘を無事に出産。しかし、二人目の子が大きかったことから出産時に14針縫う会陰切開となり、産後の尿漏れの症状に激しく悩まされてしまう。二児の娘を抱えながら悪化する症状を苦にうつ病を併発してしまい社会復帰が閉ざされたかのように思えた日々。とにかく尿漏れを治そうと、産後の膣を強化する目的で骨盤周りのリハビリ療法として取り入れるケーゲル体操(骨盤底筋体操)と呼ばれる”膣トレ”を始めたという。続ける内に、尿漏れの改善はおろか、インナーマッスルが鍛えられるため姿勢は改善され、お腹周りはスッキリとし便秘や冷え性の解消からダイエットにも繋がり、良いこと尽くめの””膣トレ”に、より興味が湧き、20年経った今でもやらない日はないというぐらい彼女自身のメソッドとして取り入れている”膣トレ”の始まりだった。そんな折、10年ほど前に美容大国と言われる韓国にハマり、当時、日本人女性が最も悩むシミ、肝斑には膣内ケアが良いと耳にし韓国の美容ツアーに参加。そのツアーでは、膣内ケアとして乳酸菌のタブレットを膣内に入れるケアを施しており、回数を重ねる毎に悩んでいた肝斑やシミの状態がシミ取りなどをしていないにも関わらず明らかに良くなっていったことに衝撃を受けたという。膣内環境が良くないと肝斑やシミになりやすいこと、また、不妊治療やホルモン治療によって肌荒れを引き起こしてしまうことを知り、逆に膣内環境を整えることでホルモン由来のシミを取り除くことは可能だと自身の肌を持って証明してみせ、まだ日本には「フェムテック」という言葉もない時代の経験から知見を広め、日本初の”膣プランナー”山口明美が誕生する。

一人でも多くの女性に届けたい

本格的にデリケートゾーンケアへの情熱を燃やし、自身が培った経験と正しい知識を一人でも多くの女性に伝えるべく一念発起し、2020年9月に「株式会社3FACE」を設立し、腟ケアの教育を広げ女性特有の健康課題を解決に導くためのヘルスリテラシーの向上や女性の概念を変える活動に取り組む山口さん。美容メーカーから独立はしたものの、美容業に携わる経営者たちを会員に300人持ち、ダイエットや美肌に繋がる知識向上のカウンセリング指導にも精を出し、長きに渡る美容業界との繋がりも大切にしている。注目を集める「フェムテック」ということもあり、多くの取材を受ける機会も増え、広報活動の一環で健康に関わる会社などの企業で講演活動なども行なっている。昨年2022年4月には、人気漫画家・若林杏樹さんとコラボして、人には聞きづらい膣や身体のこと、最新フェムケアに至るまでを漫画で分かりやすく解説する著書「なんとなくずっと不調なんですが膣ケアで健康になれるって本当ですか?」を発行している。産・婦人科の先生たちからは「あなたのやっていることは産後のお母さんすべてに必要なことです」と称えられ、その想いに応え普及できる環境を整えるよう尽力されている。また、経済産業省のデータによると、生理痛やPMSなどによる一年間の労働損失は4911億円、不妊治療や更年期なども併せるとなんと4.95兆円と言われており、それだけ女性の健康問題を解決することは、企業や社会にとっても大切な課題ということが認識されてきています。最後に彼女は、まだまだ一般の方は知らない方が多いのも事実ですが、最近は美容家の先生たちに留まらず、講演してほしいとオファーする企業体も増えてきていることから、企業の意識が変わってきたように感じていると嬉しそうに語ってくれた。山口さんの公式InstagramやTikTokでは、誰でもできる”膣トレ”のセルフケア法なども配信されているため、まずはチェックしてみると良いでしょう!

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tiktok.com/@chitsunenohokenshitsu